産み分けに役立つ?遠心分離機を活用して確率を高めよう

産み分けをするのに遠心分離機を利用すると言う方もいます。
ただ注意点もありますので、具体的な方法とポイントを見てみましょう。

 

 

遠心分離機で産み分けをすることは可能か

遠心分離機を使用して産み分けをする、その方法はパーコール法として知られています。
特に女の子を産み分ける方法としては確率が最も高いと言われており、女の子がほしいと言う方の間で注目されています。

 

ただし科学的根拠はないと言われており、100%産み分けができるとは言い切れません。
また日本産婦人科学会も1994年から2006年までは、安全面の関係上自粛するよう通達していました。

 

2006年以降は安全面に問題があると言う報告がないことから解かれ、産婦人科の多くで実践されているようです。
パーコール法については賛否両論あるようで、必ずしもすべての産婦人科で行っていると言うことではありません。

 

ですからもしパーコール法による産み分けを希望する場合は、実施している産婦人科を調べてから受診することが望ましいです。

 

 

遠心分離機の原理

遠心分離という言葉は日常で使うことは少なくとも、目にすることはあります。
たとえば小中学生の頃に、バケツに一杯の水を汲み、一定のスピード以上で上下に円を描くように振り回してもこぼれないのは遠心力です。

 

遠心分離とは試料へ強い遠心力をかけることで、成分を分離するために行われます。
つまり精子はX染色体を持つ精子とY染色体を持つ精子に分けるために遠心力をかけ、遠心分離をすると言うことです。

 

通常は分離が難しい2種類の制止も、高速回転をかけることで強い加速度を与え、密度差が少なくとも遠心力によって分離してくれるからです。
しかし人の力で遠心分離をするのには限界がありますので、機械を使って遠心分離を行います。

 

この時使われる機会の名称を遠心分離機と言い、現代のものは1920年から30年代にかけてテオドール・スヴェドベリ氏が開発しました。
あまり深く追求すると物理の話になってしまいますが、見わけも性質も同じ2つの精子をXとY染色体の2つに分けるために遠心分離機は有効と言うことです。

 

 

クリニックでやってもらおう

遠心分離器による産み分け、つまりパーコール法はクリニックでしか受けることができません。
また倫理上の問題から着床前診断とみなし、パーコール法を受けることができない場合も多いようです。

 

と言うのも着床前診断は習慣性流産など、理由がなければ行うことが認められていないからです。
産み分けのために着床診断で性別判定をするということは、日本産婦人科学会で認められていません。

 

ただしパーコール法によって分別された精子を使用する場合であれば、日本産婦人科学会から認められている方法ですから受けることができます。
ただしパーコール法を実施している病院は少なく、実施している病院が1件もない都道府県もあります。

 

ですからインターネットの検索サイトで、地域名とパーコール法といったワードで検索しましょう。
産み分けに対して積極的な姿勢を示している病院の中に、パーコール法を実施している病院が多いようです。

 

なおホームページなどにパーコール法を実施していると書いていなくても、問い合わせると希望に応じて受けている場合があります。
不安な場合やどうしてもパーコール法を実施している病院が見つからない場合は、直接電話して確認してみてください。

 

 

遠心分離機を使用した方法

では実際に、パーコール法を用いた産み分けの流れを見てみましょう。
まず女性は基礎体温を付け、排卵日を特定します。

 

排卵日はクリニックのエコー検査でも調べることができますが、生理2週間前が排卵日になりますので、周期を見て排卵日と思われる日の3日ほど前に行くといいでしょう。
基礎体温やクリニックの検査で排卵日を特定したら、元気な精子の量を保つため禁欲しましょう。

 

ただし完全に禁欲する必要はなく、最終生理の直後、さらに3日後あたりの2回程度までなら性交をしても構いません。
排卵日を迎えたら自宅で男性の精子を採取し、病院に持参します。

 

自宅で採取が困難な場合はクリニックで採取することもできますので相談してください。
クリニックでは男性の精子をパーコール法により遠心分離器にかけ、X染色体を持つ精子を取り出し子宮内に戻します。

 

つまりパーコール法でできる産み分けは、女の子を希望する場合のみとなります。
海外では着床診断を行い、体外受精による産み分けを実施しているところもあります。
日本では禁止されていますので、より確実性がほしいあるいは男の子がいいと言う方は海外での受診を検討しなければなりません。

 

 

100%ではないことを覚えておこう

パーコール法では精子をパーコール液に入れ、遠心分離機でそこに溜まったX染色体を持つ精子を取り出します。
X染色体を持つ精子の方がY染色体を持つ精子より重たい性質を持っていますので、パーコール法が成り立つのです。

 

パーコール液に入れた精子の中に、X染色体を持つ精子が入っている確率は20%と言われています。
Y染色体を持つ精子が80%を締めますので確率は高くなるのですが、確実性はありません。

 

つまりパーコール法という難しい方法を用いても、完全な選別はできないとされており、科学的根拠はないと言われているのです。
ですからパーコール法による産み分けを実践しても、確率は100%ではないことを覚えておきましょう。

 

では成功率はどのぐらいなのかというと、70〜80%とされています。
この数値だけ聞くと、ゼリーを使用した方法と変わらないのではと思うでしょう。

 

確かにY染色体を持つ精子とX染色体を持つ精子を完全に分離することはできないと、日本産婦人科学会も認めています。
というより完全に分離することができないと言う結論から、2006年にパーコール法が解禁されたのです。

 

ですからある程度の効果は認められても、完全な産み分け方法ではないと言うことです。
またパーコール法が合う人と合わない人がいるため、パーコール法以外の方法で女の子を授かったと言う人もいるようです。

 

 

費用は高め

パーコール法を受ける上でネックなことの一つに、費用の問題があります。
クリニックで受ける産み分けはいずれの場合も全額自己負担で、健康保険は一切適用されません。

 

人工授精などの不妊治療でも数十万円かかると言われていますから、遠心分離機と言う特別な機会を使うパーコール法が高い費用を要することは容易に想像できるでしょう。
1回受けるだけでも数万円と言われており、費用を明らかにしているクリニックとそうではないクリニックがあるのも厄介です。

 

さらにパーコール法を受ける以外にも、診察費用や初診料などもかかりますからさらに費用はかさみます。
しかも1回のパーコール法で妊娠すればそこで終わりですが、妊娠に至らなかった場合は一度リセットしなければなりません。

 

またパーコール法を受けて産み分けを使用という場合も、同様の費用がかかりますから何回も受けると大きな出費になってしまうのです。
加えて必ず女の子が生まれるとは限らず、人工授精よりも妊娠率が低いため、デメリットも大きいことを覚えておきましょう。

 

 

すべてのクリニックで対応しているわけではない

パーコール法を実施している病院は少なく、家や職場から通いやすいところにはないかもしれません。
そもそもパーコール法はここ10年ほどで普及し始めた産み分け法ですし、遠心分離機と言う特殊な機械を使わなければなりません。

 

機材の導入にもお金がかかるばかりか、パーコール液から精子を取り出す医師の技量なども必要です。
また医師によってはパーコール法による産み分けの成功率は80%以下という見解を示している場合もあり、積極的にパーコール法を取り入れようとしないこともあるようです。

 

そのため以前はパーコール法をしていたけれど、今は不妊治療の方に力を入れているとクリニックもあります。
また産み分けの研究グループに所属しているようなクリニック、産み分けを長年行っているクリニックならパーコール法を実施しているところもあるようです。

 

最初はタイミング指導のみなど、診察方法はクリニックによって異なります。
女の子を希望すると言う場合においてパーコール法を提案したり、また別の方法を提案したりします。

 

もちろん最終的にどの方法を選ぶかはあなたですから、まずはパーコール法を実施しているクリニックを探し、その上で相談してみるのがいいでしょう。

 

 

産み分けゼリーがお勧め

パーコール法は遠心分離機を用いた画期的な産み分け方法ですが、実施しているクリニックが少ないため交通費をかけて通院しなければならないと言う人もいます。
また1回にかかる診療費も高いため、躊躇してしまう方もいるようです。

 

女の子を産みたいときだけに使うことができる方法ですから、男の子がほしい時には向きません。
デメリットが大きいことからパーコール法の話を聞いて、どうしようか悩む方にはゼリーを使用した方法を勧めるクリニックも多いようです。

 

産み分けゼリーの処方は産み分けを行っているクリニックなら、たいていは処方してもらうことができます。
もちろん排卵日の特定をし、性交のタイミングなどを指導した上での処方になります。

 

それでも性交率はパーコール法も産み分けゼリーも、70〜80%程度と大して変わらないのです。
遠心分離されて沈んだ精子の中に、わずかにY染色体を持つ精子が混じっている可能性は0ではありません。

 

また上澄みの80%はY染色体を持つ精子ですが、20%はX染色体を持つ精子と言われています。
安全面や100%ではないことから解禁されたパーコール法ですが、ゼリーを使用した方法とどちらがいいのかよく考えて決めていきませんか。

 

 

遠心分離機を用いた方法と聞くと100%産み分けができると思いそうですが、その内容は複雑ですし成功率も80%程度です。
産み分けにパーコール法を利用するかどうかは、夫婦でしっかり話し合って決めましょう。
産み分けゼリーの効果についてはこちら

 

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